■ 福島市
印象に残った料理
大震災の翌日から福島市に入り、緊急対策や復興の仕事をしながら1年半余りお世話になりました。最初の半年はホテル暮らし、残りの1年は公務員宿舎でした。夜は外食が多かったわけですが、さすが人口30万の県都、食の世界も奥深いものがありました。その中から特に印象に残った料理を挙げてみます(順不同):
・「満腹」の円盤ギョーザ・「古林」の四川料理
・「多古寅」のおでん・「森ふじ」のアナゴ料理+へシコ
・「陽風水」の川俣シャモ料理・「豆っ子」の野菜料理
・「しんちゃん」の手前焼・「しばちゃん」の焼き魚
・「狩野」の刺身・「幸見亭」の男料理・「ふれあい華」の家庭料理
■ 本
大瀧雅之「平成不況の本質」岩波新書
安倍政権は「大胆な金融緩和でデフレを脱却し、2%のインフレを目指す」としています。本書はそういった政策を批判します。「デフレが不況を引き起こしているわけではない」「そもそも今はデフレというよりディスインフレ程度である」「最大の問題は有効需要の不足による長期失業である。」
■ 本
佐々木融「弱い日本の強い円」日経プレミアシリーズ
安倍政権は円安も目標にしています。本書はこの円問題を取り上げます。「実質実効レートで見ると、現在の円相場は1970年以降の平均的な水準であり、さほど円高ではない」「為替レートは長期的な物価の上昇率の差による」「日本の消費者物価水準は20年前と変わっていない。デフレと言うより物価安定である」「多くの人はデフレよりインフレが良いと思い込まされてしまっているが、年間1%程度のデフレのほうが一般の国民にとっては幸せである」
■ 言 葉
新潟県山古志村の闘牛会の会長夫人
(受け入れている避難者に対し)「いっぱい泣いて下さい。その後に笑って下さい。かならず道は開けます」